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令和元年7月21日「胡瓜加持」厳修

真夏の祈祷寺の風物詩とも言える行事!
今年も、大量の胡瓜が慈唱院に並びました^^

夏休み最初の日曜日、参議院選挙投票日、そして昨今の異常気象もあり、お参りの方が少なかったのが残念だったのですが、今年も懸命に胡瓜封じを厳修して頂きました。

修験秘法 病難諸難封じ「胡瓜加持」について

今年も祈願の為にご用意頂いた胡瓜さんは350本。
前日、胡瓜さんを1本1本丁寧に拭かせて頂き、1枚ずつ手書きの護符を巻かせて頂いた胡瓜を一晩本堂でおやすみ頂きます。

皆様の祈願が書かれた「起請文」を一枚ずつ折り、講員さん達も一生懸命お手伝いをさせて頂きました。

当日は、胡瓜さん達を壇の上にお祀りし、証文を割り入れて1本ずつご祈祷して頂きます。
(秘法の加持を行うことで、自分についている病魔や災厄、または悪癖を胡瓜に身代わりに受けてもらいます。)









本堂での厳修後、大谷稲荷山に胡瓜を土中に埋めさせて頂きます。




慈唱院の胡瓜加持で病気や災難から助けて頂いた方は、たくさんいらっしゃいます。
また悪癖を封じて頂き感謝されている方もたくさんいらっしゃいます。
でも、土用の事を知らず土用の毒気を身に受ける方もたくさんいらっしゃいます(泣)。
土用は「土曜じゃないのに鰻の日?」鰻を食べる日としか思ってない人も少なからず。。。

院主さんのご法話では、毎年、丁寧に土用について教えてくださいます。
「昔から伝わってる物って一見、荒唐無稽なようですが、伝わるだけの何かがちゃんと有るんですよね。」

来年は、是非たくさんの方にお参り頂きたいと願っております。

さてさて!胡瓜加持の直会は、恒例となりました庫裏での開催です。

以前はみんなで一品の持ち寄りをしていたのですが、夏の気候を考慮して仕出しのお弁当をみんなで頂きます^^

そして、院主さんの「夏の逸品」も楽しみのひとつ!レシピも教えてもらえます^^
今年は、さっぱり夏バテでも食べられる「梅キュウリ」と牛乳寒天を御馳走になりました。
みんなで楽しく笑いもいっぱい!暑気払い^^

どうぞ、皆様も土用の間、そして、続く夏を元気でお過ごしくださいませ。
最後になりましたが、ご助法頂きました先生方、事前にお山に行って草刈等をして頂いた講員さん、また、直会の差入れをして下さった信徒様、皆々様ありがとうございました^^

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