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5月度例祭(難転加持)

新緑の美しい中、5月度例祭が執り行われました。

世の中も少しずつ動き出してきている中、コロナの事では皆様大変な思いをされている方もお見えになると思います。そんな今だからこそと難転加持をしてくださいました。

今回のコロナの事だけでなく、囚われによって生きていれば色んな悩ましい事、辛い事、思いもよらぬ事がたくさんある。どれだけ願ってみても良いことばかりがあるわけではない楽しい事ばかりがあるわけでない。こういう事は必ずある。それが本当の意味で苦になるのはこだわるからなんです。

こんな事があった、あんな事言われた、こんな事された、ばかりに囚われているからです。気持ちが前へ行かず、そこにこだわって固執する事によって、それがただ起こって、その時に「あーそうだったんだ」と一つの経験として、そこから学んで過ぎて行けば良いものを、そこに囚われる事によって苦しみになる。この苦しみの種であるところの囚われる心、それを払う事によって返って災いは転じていく。苦しい事、辛い事などから何かを学んで何かを実践していける人が地を固めていって次の一歩へ踏み出せるのです。

コロナ後の今こそ家族の関係もそう!信仰もそう!お商売もそうです!軸をしっかり持って車輪を回していかないと、真っ直ぐ車が進んで行けない。ですから軸(本当に何が大切なのか?)見た目や見栄、世間体そんな事ではなく本当の自分にとって何が大事でどう生きていくのか?どういう仕事をしていくのか?ここを軸に、軸を間違えない様に、人を羨まない。真っ直ぐで無い軸は前に進まない。自分の人生を前に進める。車輪を回していく!他へ(羨む事など)労力を使うなら、こっちに使う。これを忘れてはいけません!

今、何かを学んでいける人、お店、企業は一歩先へ進む事ができる!

災い転じて福と成す。難を転じて幸せと成していくような心がけ、信仰でいることが大切だと教えて頂きました。(ご法話より抜粋)

まだまだ通常通りに御参り頂けませんが祈る心を忘れず難を転じられる心がけで過ごして行きましょうね。

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