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令和3年 5月例祭

今年は早くも梅雨入りし、お寺の紫陽花もイキイキとしています。5月の例祭は疫病退散に功験のある「摩怛利神供」を修法し疫病鎮静の祈願会をして頂きました。

昨年から続く、新型コロナウイルスによる感染拡大で、不安の中いろんな変化もあり、もうひとがんばり!という気持ちと早期鎮静を願う思いを込めて皆さまと気持ちを一つにして「却温黄神呪経」をお唱えしました。千葉県の講員さんから”金剛般若経”のお写経の巻物がご奉納されお供えさせて頂きました。より一層力を頂けありがたく思います。

法要の中では、お一人ずつお加持をして頂きました。感染対策でお加持の直前に手指の消毒をしてからになりますが、すっかり消毒が習慣づいてスムーズにご協力頂けました。この日も何人かの講員さんがワクチン接種の為に欠席されてまして少しずつ動いていることを身近に感じられ、法要の祈りが後押しとなるようにと願うばかりです。

そして法要の後にはお供えをしていたお酒を一口ずつですが皆さまで頂きました。そのお味は…文字にするには難しくお酒の美味しいところは残っていませんでした(ToT)でも仏さまに美味しく頂いてもらえたということで嬉しいことですね

今日のご法話の中で印象に残った言葉が”ありがたさを知らしめる”です。”知らしめる”って強い言葉ですよね?でもまさに今、知らしめさせられているなと思います。当たり前の生活・平凡な日常・自由な行動、その尊さやありがたさを失くしてから気づく。コロナが落ち着いてもこの経験した思いは生かしていかないといけないですね。もう”知らしめる”ことがないように(*^^*)6月も皆さまが健やかに過ごせますように心から願っております。

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