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令和4年初不動「身代り守り祈願会」

ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
新年から、あっというまに初不動の日を迎えましたが、その間、院主さまにはコツコツと2月の星供のお札作成や準備、また、ご祈祷やご相談諸々、日々お勤めをして頂くおかげで、講員さんも、ご参拝いただきました方々も、マスクをされていますが、お元気なお顔をされていて、とても嬉しかったです。

令和4年の初不動「身代り守り祈願会」法要、今年も有難く執行して頂きました。

法要とお守りの内容は、昨年、院主さまがブログに丁寧に書いてくださっているので、ピックアップして、今年度もご紹介させて頂きますm(__)m。

昨年のページはこちらをご覧ください(^^)
令和3年初不動「身代り守り祈願会」
https://www.siun-jisyouin.com/2021/01/4189

本堂の壇の上は初不動会の身代り守りのご祈祷の時だけの設えで、北斗の形に並べられた帙が置かれています。

この帙の中に、お申込みいただいた方お一人づつのお名前を書き入れ、干支ごとに仕分けされた身代り守りの内符が収まっています。

身代り守りのご祈祷は、此方の内符一体づつを慈唱院独特の「打ち付け加持」と大般若理趣分経でご祈祷する年に一度の特別な法要です。

さて、いよいよ法要が始まってお守りに魂を入れるお作法。
その後、『お不動様の「代受苦」(私たちの身に代わって苦しみを受けて下さる事)のご誓願と大般若経の空理の功徳によって、身代り守りを持って頂く方が災難からお守り頂けます様に』あわせて『自然災害やコロナの災いが早く収束して生きとし生けるものが息災でありますように』と言った内容の表白(仏様へのメッセージ)をお読みした後、いよいよお守りのお加持が始まります。

様々なお作法のあと、干支ごとの帙が金剛盤の上に移されて帙の中からお一人づつの名前が書かれた身代り守りの内符が出されると「打ち付け加持」の始まりです。
ご真言と内符に書かれているお一人づつのお名前を読み上げて、その一体づつに「打ち付け加持」や理趣分経の「転読加持」、お不動様のお加持を念入りに施してお守りをご祈祷させて頂きます。

これを干支の数である12回と、お申し込みに間に合わなかった方用の分を脇のお弟子さんと共に繰り返してご祈祷して行きます。

毎年お手伝い頂いている院主さまの弟弟子の玄明院さまが、
七千六百文字以上ある「理趣分経」の真読(読み飛ばさずに全てを読むこと)をして下さり、あわせてお弟子さんと共に大般若経の転読をお勤め頂きます。
大般若経の転読が終わったら、参拝の信者さんに理趣分のお加持をしてくださいました。

今年は、身代わり守りのご祈祷と共に国土安穏とコロナ収束をご祈願していただきました。

このお守りは上記のように作成からご祈祷迄、心を込めて御作りしています。
ご縁あってお持ちいただく方は、出来るだけ身の近くにご本尊様やご先祖様・氏神様に日々お守り頂いている感謝の気持ちと共にお持ちください。

そして、私たちの苦しみを身に代わってお守り頂いているご本尊様に、せめて年に一度位はお顔を見せてお参り頂きたいと切に願っています。

この、院主さまが書いてくださっている言葉は、ずっと一貫しておっしゃっている内容です。
すごく優しいお言葉だと思います。
お守りを持たせてもらえる有難さに感謝して、今年のお守りを持っていらっしゃる方にお会いできますことを楽しみにしております。

昨年のブログには、
身代り守りをお申込みいただいて当日お参り頂けなかった方の為に、お守り袋への内符の納め方も書いてくださっています。
読み返すとまた良いことあるかも(^^♪

最後までお読みくださり、ありがとうございましたm(__)m

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