慈唱講の活動

慈唱院行事の準備や掃除などの奉仕活動

大祭や例祭の準備や大掃除、お守りやお札の作成準備など、日頃ご守護頂くご本尊様とのご縁を深め、報恩謝徳の浄行として取り組んでいただいています。
また、住職や講員同士の最も身近な交流の場として、様々な質問や世間話が飛び交います。

「観音講」各種勉強会

観音講では午前中に准胝観音様のご供養の法要を行わせて頂き、参加者全員で昼食を頂きます。
午後からは勉強会として「お経の読み方や参拝作法」「ご詠歌の講習」「暦の見方」「簡単な運勢判断」など、様々な勉強会を開催しています。

本山での上堂・奉仕・修行

慈唱講では吉野山の総本山金峯山寺様に於いて、一般の方では体験できない修行や奉仕作業にご縁を頂くことが出来ます。

本山上堂では、蔵王堂の観桜シーズンや秘仏本尊御開帳に合わせて、二泊三日の日程で観光、参拝の方々の案内や掃除等の作務、朝夕の勤行など、本山にて寝食を共にし、日常を離れて、ご本尊の元で親しく奉仕修行させて頂いております。

また、金峯山青年僧の会主催で本地堂に於いて24時間交代で途切れることなく法華経を唱え続ける「法華経不断経」の修行にも毎年参加させて頂いています。

その他、本山での伝法灌頂での奉仕、護摩木浄書の行など、本山蔵王権現様とのご縁を深める機会を多く頂いています。

霊場巡拝

西国三十三観音霊場や四国八十八ケ所巡拝をはじめ、鞍馬山や貴船神社、熊野三山など全国の霊場や寺社を参拝させて頂き、個人一般では入堂できない御本尊宝前・ご神前での勤行や御法話なども体験して頂いてます。
また、参拝旅行を通じて講員相互の親睦を図っています。

仏画道場

講員さんの声から始まった仏画の教室では、どなたにでも親しんでいける仏画として、お手本を写して描く写仏を基本に行っています。

写仏は、絵画として仏様を描くのではなく、写経と同じく心の修練・修行として仏様と向き合う事が大事です。上手下手はあまり関係ありません。

先ずは線描きの練習、墨の線だけで仏様を書く白描、薄い色で簡単な彩色を行う淡彩色、しっかりと色付けを行う彩色画と、其々のペースに合わせて進みます。

親睦旅行

北海道や東北など、日頃の活動の慰労、親睦を目的として数年に一度2泊~3泊程度の旅行を企画しています。
性別や年代を超えた仲間でワイワイと、移動のバスの中も笑い声が絶えません。
希望者は毎月旅行積立を行う事も出来ます。

講員総会

慈唱院の行事予定や授与品の志納金改定など、重要な事柄は慈唱講員の総会で決定されます。
総会では、慈唱院の会計報告などが報告され、極めてオープンに今後の活動予定や問題点、改善策などが話し合われます。