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春の彼岸回向法要.施餓鬼法要

日ごとに日差しの暖かさに春の訪れを感じられるようになりました。彼岸に入っての日曜日に「彼岸回向法要.施餓鬼法要」を執り行いました。

この法要には院主が描かれた「十三仏来迎図」をお祀りし色鮮やかなお花をお供えします。

いつもと違う雰囲気で不思議なほど心が和んでいきます。

前日まで講員の皆さんにお掃除や準備などお手伝いいただきました。

今年も沢山のお塔婆の申し込みがありました。いつもは院主、達筆な講員さん達に任せっきりの“お塔婆”も今回は皆んなで書かせていただきました。

施餓鬼旗もすべて作りです。「緑.黄.赤.白.紫」五色の旗は五如来。 一体づつ丁寧に刺して並べていきます。

法要当日も春らしい穏やかな日となりました。

施餓鬼作法にて餓鬼の飢えや喉の渇きなどの苦しみから救われるように修法され、参拝者の方々には施餓鬼旗へお水を施し餓鬼への供養をしていただきました。

法華懺法にてお塔婆供養、回向法要。堂内が皆さんの経を唱える声でいっぱいになります。

法要後はお導師のお話。「六波羅蜜」の“布施波羅蜜”のおしえから彼岸の過ごし方をわかりやすくお話しいただきました。

入院のため院主不在というなかでの法要でしたが、無事に施餓鬼供養、諸霊ご先祖様の彼岸回向法要をさせていただくことができました。これも仏様の恩徳と講員さんをはじめ皆様の協力と暖かいお気持ちがあってこそと心から感謝いたします。

春とはいえ三寒四温といわれるように春うららの日もあれば冷えこむ日もあります。お身体ご自愛くださいませ。

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