1. HOME
  2. 慈唱院だより
  3. 令和5年 12月例祭「終い不動」

令和5年 12月例祭「終い不動」

寒さが和らいだ28日、今年の終い不動も”法華懺法”をさせて頂きました。師走のあわただしい時にも関わらず、たくさんの皆さまにお参り頂きありがとうございました。前日の27日には院主さんを中心に講員の皆さまと信者の皆さまで門松やしめ縄(トンボ)などのお正月の準備もして頂きました。ありがとうございました。

門松も手作りです。立派ですね(^_^)v正月飾りのしめ縄(トンボ)も地域性があり、私はこちらで初めて知りました。

法華懺法とは法華経を読誦して六根(眼・耳・鼻・舌(口)身・意(心))によっておこした罪障を懺悔し滅罪を願う法要です。今年1年間の自分の罪やダメなところを仏様にさらして見てもらい懺悔し、そこから新しい年への一歩に力を下さい、引っ張って下さいと発心をおこすことが大切なので12月に法華懺法をさせて頂いております。

今日の法話はこの法華懺法に書かれている、お経の意味と説明をお話してくださいました。人や仏様、過去の縁を大切にしなかった事への懺悔。人の幸せを喜べなかった、感謝できなかった、共生し認めあえなかったことへの懺悔。自分で功徳を積み得たことを他人にめぐらせ(伝える)回向することが大事でめぐらせないと功徳は生かされないのです。仏様に頼んで良い願いとは…罪を懺悔し縁を大切にして努力した功徳を人に回向し、さらにできるようになりたいという願い(発願)だと、お話して頂きました。その後には院主さんが日常で感じた事を楽しくお話して下さり笑いに包まれた終い不動になりました。

今年1年間たくさんの皆さまにご参拝頂き、ありがとうございました。よき年を迎えられますことを心より祈念しております。

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

関連記事

おすすめ記事

最新記事