8月度例祭
立秋を過ぎたとはいえ厳しい暑さが続く中、たくさんのお参りの方々をお迎えし8月の例祭が執り行われました。本日は”慧印の不動法”を修法してお不動さまのお加持をして頂きました。
熱中症予防の為、クーラーや扇風機をつけていましたが、感染対策で扉や窓を取り外し換気をよくしていたので、堂内は蒸し暑かったのですが、御参拝の皆さまにはマスクをつけて、ご協力頂きありがたい限りです。
日々の御守護に感謝し心を込めて皆さまと一緒にお経をお唱えさせて頂きました。暑い中ではありましたが、大声を出せない分、汗だくになりながら振って下さった錫杖の音はとても力強く感じました。
御法話は”お不動さまのお話”を…ブログでは少しだけ書かせて頂きますね。仏様のお姿には意味があり、お不動さまは火炎の中(火生三昧)の中にいて、私達の罪や汚れを身代わりになって受けてくれ燃やしてくれている。右手には智慧の剣(利剣)を持ち、仏の智慧で煩悩の種である貪・瞋・痴を立ち切り、左手には羂索を持ち、どんな地獄の底へも下ろして、引っ張り上げてくれる。揺るぎない硬い決意で絶対に救うぞ!という不動心なのでお不動様というのです。憤怒の姿なので怖いという印象ですが慈悲だけでは人々を救うことは難しいのですね。私達の日常の中でも優しいばかりではなく厳しくならないといけない時があります。その時はお不動さまのように、もっと良くなってほしい!という思いを持って厳しくしないといけないと思いました。本堂での御法話ではもう少し深いお話や楽しいお話もあり、皆さま真剣に聞いておられました。まだまだ厳しい暑さが続いております、皆さまお体に気をつけてお過ごし下さいませ。
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