令和2年11月度例祭
いつも慈唱院ホームページをご覧頂きありがとうございます。
朝晩だけでなく日中も寒くなり、晩秋を感じる季節となりました。
昨年の11月の例祭を振り返ってみると、たくさんの方にご参拝を頂いて、いろんなことが本当に有難くて感謝がいっぱいです。
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一年後、まさかこんなことになるなんて、、、想像も考えもできなかったです。
ウイルスの影響で辛いことや厳しい思いもしたりしますが、でも!日本人の素晴らしさをあらためて知ることができたり嬉しいこともたくさんあるからこそ、これからウイルスと共存していく生き方が始まろうとした矢先。。。
再び新型コロナウイルスの感染拡大をうけ、健康被害のみならず経済・文化にも深刻な影響を与えている新型コロナウイルスの感染拡大が1日も早く収まるように、令和2年11月度の例祭は、疫病鎮静祈願会「摩怛利神供」をお勤めして頂きました。
令和2年 3月度例祭『摩怛利神供』こちらもあわせてどうぞ。
今回は最初に、院主さまから「摩怛利神」という神様のことを教えて頂きました。
(拙著の抜粋ですm(_ _)m)
疫病の神様は悪神ではなく、この世の中の人たちが
幸せをあたりまえにした時 心が貧しくなった時
今ある状況に感謝することを忘れて、もっと!もっと!もっと!と、不平不満を言って「人が貧しくなった時」
「あたりまえの有難さ」を私たちに教える為に、病を流行らせる神様。
健康、旅行に行けること、食事に行けることなど、あたりまえではありません。
「なんで」と思う前に「反省(懺悔)」をしなければなりません。
胸に突き刺さる内容(;;)でした。自分の言動を振り返ると、国や行政からの支援はあたりまえ、アベノマスクに文句を言って、Gotoキャンペーンは行かなきゃ損だと思って贅沢コースを探したり、決して、国がよくなるためにとかひと様のお役になることなど考えないで損得勘定をしている自分が目の前に。
また、慎む気持ちを忘れて反省の繰り返し。何度も何度も傲慢になって、何度も何度も失敗しています。
そんな自分なのに、都合よく一緒にお祈りしても良いのだろうか。。。
院主様にいつも教えてもらっていることがあります。
「気づいた時に、今、目の前にあることを一生懸命させてもらう」
くよくよ考えたり、迷ったりしないで、心を込めて一生懸命する!
新型コロナウイルスの感染拡大が1日も早く収まるように、世界が安心して暮らせるように、日本の経済が良くなるように、みんなが良くなることを願い「却温黄神呪経」を院主さまとご参拝の皆様と一緒にお唱えして、疫病除けのお札を奉製させて頂きました。
本当に、本当に有難いです。
これから迎える冬も、皆様が元気で過ごされますよう、心からお祈りしております。
さて、12月の「年末大祭」のご案内です。
年末大祭は、ご本尊様に今年1年の感謝と明くる年の息災をお祈りして、不動護摩供が厳修されます。
★日 時 : 令和2年12月13日(日曜日) 午後13時半~法要開始
★場 所 : 紫雲山 慈唱院 本堂
こちらもどうぞ→ 令和元年 年末大祭
尚、当日参拝の方は感染対策としてマスクの着用・手指の消毒を厳守頂き、くれぐれも体調に留意して御参拝下さいますようお願い致します。
堂内は窓を開放させ換気を行っての法要となりますので、暖房は入れさせて頂きますが、特に足元など温かくしてひざ掛けなどもご持参してお越しください。
最後になりましたが、お参りに行きたくても、行くのを自粛してくださったり、
思いやりの気持ちで控えてくださる皆様から、本当に素敵なお供えが届けられています。
秋の豊かな恵みが慈唱院に集まっているのを見ると、本当に素敵なお寺だと思います。
本当に、本当にありがとうございます。
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