令和5年6月度例祭「大般若理趣分転読・宝剣加持」
紫陽花の鮮やかさが雨に映える季節となりました。毎年6月の例祭は半年間の心身のケガレや過ちを払い清める”夏越の祓”として大般若理趣分転読と宝剣加持をお勤めさせて頂いております。
理趣分の空理清浄の風とお不動様の利剣のお加持で身と心にたまった罪障・三毒(貪・瞋・痴)を吹き払い断ち切って清浄とし無病息災をご祈願します。
梅雨の蒸し暑い中にもかかわらず、たくさんの皆さまにお参り頂きありがとうございました。お一人お一人に院主さんは大般若で、慧遵さんは宝剣でお加持をして下さいました。力強い太鼓とお経が後押しして魔も退散し、後半の半年も元気にがんばれますね(*^^*)
本日の法話を少しだけ…。信仰とは何でしょう?神仏に手を合わせてお願いする事ですか?信仰の第一歩は良い縁をつくり、悪い縁を断ち切ることです。人はみんな足らずをもって生まれてきてます。誰かに教えてもらわないとわからないことがたくさんあります。人それぞれの考えや思いはありますが、陰口にせず違うことを見つけたら教えあい互いを整えて前に進める良い縁にしていきましょう。人生という修行を満行した時に良い人生だったと思えるように。
梅雨明けまでしばらくありますが、日々変わる雨情報に注意して皆さまお健やかにお過ごし下さいませ🙇6月も無事に過ごせたことに感謝し7月も無事に過ごせますように願うばかりです。🙇
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