H30年秋季入峯修行③大日岳
※注意! 現在大日岳の行場は鎖の老朽化、岩盤のずり落ちなど大変危険です。十分な経験と心構えの下、自己責任で行う修行場です。安易に立ち入る事はお勧めしません。また、事故などを起こされた場合でも当方は一切関知いたしません。
深仙を出発して、聖天の森にて勤行。五角仙を巻いていよいよ大日岳へ。
風も落ち着いていたため、体力や日頃の経験を考慮した上、どうしても修行したいという男性2名のみを伴い鎖場の行場へ。
岩の滑りも少なく行けそうだったため、最初の足場が落ちて不安定になった一枚目の岩だけを横巻して行じることに。
大先達を先頭に修行者を挟み、後尾に総奉行の布陣で入行。
大先達の気合を込めた九字が切られ、総奉行の般若心経、慈救呪が響く中、先ずは大先達が足場や鎖の安全を確かめながら頂点へ。
続いて入行者が続いて修行。
「三点確保!」「体を立てろ!」
怒号にも近い指示を受けながら無事に全員が頂点へ。
頂上にある「雨の蓋」の岩に合掌をして、いざ大日如来様に修行のお礼の勤行。
大阪佛立会が造立し、鬼マサが担ぎ上げた四体の仏像の内の一体。
大日如来様は穏やかにお出迎え下さいました。
勤行が終わると同時に雨が激しくなり、お守り頂いた事に益々の感謝をして、待機組のみんなと無事に合流。
前鬼に下るために太古の辻を目指します。
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