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令和6年3月度の法要

“1月は行く2月は逃げる3月は去る”といわれますが、気がつけば早いもので、もう4月🌸歳をとるにつれ体感時間が短く感じ1日1日を大切に過ごさないともったいないなぁ…と切に思う今日この頃😊3月は本堂の改修工事の為、本尊さま達のお引っ越しから始まりました。

その前に20年間お世話になった護摩壇に報恩の不動法一座をお勤めして頂き破壇しました。天板も護摩の熱で波打ち、結界の五色の紐にも年月を感じ、いろんな想い出と感謝の気持ちと寂しさがこみ上げてきました。20年間お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。

仏様たちには仮座として庫裏に移って頂き、3月・4月の法要をこちらでさせて頂きます。こんなに近距離だとありがたい圧!?がすごいです笑

彼岸入りの3月17日は”施餓鬼彼岸回向法要”をさせて頂きました。餓鬼や無縁仏、死者の霊魂にお経や水、食べ物を施し供養し苦しみから解き放ち自分も功徳を積み、その功徳をご先祖さまに廻す、彼岸回向法要です。

その後、”例時作法”で感謝と冥福を祈らせて頂きました。

法話では塔婆のお話や仏さまとのご縁のお話をして頂きました。そして、この回向の気持ちをご縁のある方だけではなく自然災害や震災、戦争で亡くなった方へも持てるようにと教えて頂きました。

そして28日の例祭では”慧印の大日法”をして頂き、心の中にある”仏種”が育ち宝珠となり光輝き功徳を集めて福智円満するようにとお加持をして頂きました。

法話は六波羅蜜のお話から始まり人の喜び事を一緒に喜ぶ”随喜心”それと人の悲しみ苦しみに寄り添う”悲哀や慈悲”今日して頂いたお加持の仏種が宝珠へと輝くために今できる事で前へと進んでいきましょうとお話して頂きました。

庫裏に移っての法要は慣れないながらも仏さまと参拝の皆さまと近い空間で和やかで暖かく感じました。4月の例祭も庫裏で行いますので是非お越し下さい、お待ちしております。肌寒い花冷えの日もありますので気をつけてお過ごし下さいませ。

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