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お盆棚施餓鬼法要

長かった梅雨も明け、毎日猛暑が続いております。雨が降れば太陽が恋しくなり、暑さが続くと雨が恋しくなる。何とも勝手なものですね…(^_^;)

慈唱院では毎年お盆を前にお盆棚施餓鬼法要を執り行っております。

今年も9日に法要を執り行わせて頂きました。前日の準備も暑い中講員さんにもお手伝い頂き、本当に毎回有難い事です。さて、院主のFacebookをご覧になれる方はご存知かと思いますが、今年は施餓鬼法要に使用する棚を院主がコツコツと手作りしてくれました。そして、最終は皆で力を合わせて仕上げました。

院主始め、皆様のお陰で立派な棚が出来上がりました

さて、少し話が横道にそれてしまいましたが、盆棚施餓鬼とは? お盆にはご先祖様には家へお帰り頂きしばしの間ゆっくりしていただきます。 しかし餓鬼や無縁仏のような祀り手の無い諸霊も有ります。その様な諸霊を弔い、供養するのが施餓鬼法要です。そうした諸霊を供養することでその功徳が回り廻って(回向されて)ご先祖様や自分に巡ってくるのです。 その功徳を御先祖様への追善とさせていただきます。

コロナ禍で有りましたので、お参りの方もいつもに比べれば少ない人数ではありましたが、『お参りには行けませんが塔婆のお申し込みしても宜しいですか?』と言ったお問い合わせを多数していただきました。皆様やはりお盆と言う風習を大切にし、またご先祖様を思う心は変わらないのだと改めて感じました。だからこそ、お寺としてしっかり法要させていただき、皆様の心の拠り所として精進していかねばと改めて思いました。

なかなか故郷へ帰ることがままならない現状ですが、祈りの気持ちは御先祖様へきっと伝わることと思います。 いつもとは違うお盆になる方が多いと思いますが、御先祖様への感謝の気持ちを伝える為に一時手を合わせて頂ければと思います。また、お孫さんの声をおじいちゃん、おばあちゃんに(^_^) 会えないご両親やご家族に感謝の気持ちを届けていただければと思います。

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