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令和5年9月度例祭「鳴り護摩」

長かった猛暑の夏も終わり、さわやかな季節になりましたね。9月の例祭は1年半ぶりの鳴り護摩をして頂きました。実は夏の疲れのせいか風邪をこじらせてしまい例祭には参拝することができなかったのですが、ありがたい事にたくさんの写真や動画を送って頂き元気をもらえたので参拝できなかった皆さまにもご覧頂きたくブログに載せることにしました。

鳴り護摩は蒸気を上げた釜に神降ろしの祈祷を施して、洗米を入れると鳴動し音を出します。しかし神意によって音が止まったり大きくなったりして神仏からのメッセージを受けとれる秘法の護摩です。

少しづつ洗米を入れ祈りを捧げ、たくさんの神仏に来て頂きます。

この時は釜の音の邪魔にならないように太鼓や錫杖は使わず、お経を唱える声だけにします。釜から音が出てきたら皆さまにも洗米を入れていってもらいます。その後は院主さんが釜を持って、お加持にまわります。中のお湯や洗米で釜はかなりの重さと熱さになりますが、おひとりずつ背中にあてて頂き、本当にありがたいお加持だと思います。

最後は釜のお湯にお塩を入れて、飲んで頂きます。洗米を蒸した風味と塩味がとてもほっこりとした美味しいお湯になります。

このように実際に足を運んでお経を唱えたり、お加持をして頂いたり本堂の中の一体感は行かないと感じることができません。今回は体調を崩してしまい行けなかった寂しさや健康でいることの大切さをしみじみ感じることができました。皆さまも朝夕の寒暖差に気をつけてお過ごし下さいね。次いつ鳴り護摩があるか未定ですが一度は是非、体験して下さいませ。お待ちしております。😄

10月22日(日)から28日(土)感謝の供養修行を行います。年に一度、祈願をかけることなく仏様をご供養する報恩・感謝の法要です。1日3座あり1座2時半 ・2座9時・3座13時です。期間中はどなた様でもご自由にお参りいただけますが門前作法がありますので開始時間の少し前にお越し下さい。よろしくお願いいたします。

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