報恩謝徳・供養修行結願
今月22日から修法させていただいておりました報恩謝徳・供養修行も28日の13時からの座を持ちまして無事に結願させていただきました。
院主には2時の水行・取水作法後の一座目、その後の施餓鬼作法、庫裏等の神さんへの御法楽
9時からの2座目の修法、その後は両祖師供を。この座では五体投地と言って、立ったり座ったりしながら礼拝する作法も有るので前回御説明の通り『半跏座』も有り、日が経つに連れ院主の身体も悲鳴をあげます(>_<)
そして13時からの三座目とその後の信徒の皆様のご先祖様と庫裏のお仏壇への御法楽で1日が終了です。
28日の13時からはお不動様の御縁日でも有りましたので結願座と致しまして不動五段護摩を修法していただき結願の座とさせていただきました。緊急事態宣言も解除になり、沢山の方にお参り戴き、皆様で仏様へ感謝の法要をさせていただけました(^-^)
供養雲海も綺麗に棚引いて、仏様もお喜び下さっている様です(^-^)
そして、この御祈願のされていないお護摩の火でこの一年間にお納め戴いたお写経も梵焼させていただきました。もちろん、このお写経も個人の願い事では無く、世界平和や報恩謝徳を願われたお写経です。
この一週間の報恩謝徳の修行中の本堂は皆様から戴いた献供で設えをさせていただき、綺麗なお花や沈香の香りに包まれた華やかで厳かな空間となりました
仏様は願いをすれば力を貸して戴けます。そして、そのお礼として私達は感謝し手を合わせます。でも、見返りを求めず何も願わずに仏様へ感謝を伝える。これが本来の信仰のあり方なのだと思わせて戴いた一週間でした。自画自賛ですが仏様達もきっと喜んで戴けたと思います(^-^)
一週間を通して、お参りに来ていただいた皆様、遠方でとも祈りしていただいた皆様、献供にご協力戴いた皆様、そして何より一週間お行をしていただいた院主。本当に有り難うございました。
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