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令和四年盂蘭盆会棚施餓鬼法要

8月に入り、ひときわ厳しい日差しが照り付けております。慈唱院では毎年お盆前に盂蘭盆会棚施餓鬼法要を執り行わせていただいております。

いまだコロナの猛威が冷めぬ中ですので、消毒液の設置、換気の徹底等感染対策をさせていただきながらの法要を執り行わせていただきました。

令和四年盂蘭盆会棚施餓鬼法要

前日からお堂の設え替え、猛暑が続いていたため10日前に入れ替えたお堂のお花も全て差し替えとなりました。

院主様はお参り来ていただける方にも気持ちよくお参りいただけるよう、この時期すぐに朽ちていく色花も常に綺麗に活け替えてお堂を装厳してくださいます。

壇の上にはお釈迦様をお迎えし、位牌棚には西国の掛け軸、窓辺には施餓鬼棚を設え準備をさせていただきました。

この時の法要は弟子総出で院主様の脇に付き、それぞれ役割を務めさせていただきます。いつもと違う厳かなお堂の中、朝9時より7座お勤めをさせていただきました。

亡くなった方への最大の供養は、仏塔を建てることと言われております。なかなか仏塔を建てることは難しいので塔婆を仏塔の代わりとして先祖様を供養させていただきます。

施餓鬼棚の方では餓鬼さんを供養させていただきます。

餓鬼さんは常に空腹の状態で、目の前に食べ物があると我先にと食べ物や飲み物を欲します。食べ物を口に入れようとすれば食べ物が火に代わり口にすることが出来ず、口に入れたとしても喉が針のように細く飲み込むことが出来ないそうです。

この施餓鬼供養にて、餓鬼さんが食べれるように加持した食べ物を与え、満たしてあげることで餓鬼さんは成仏し、成仏したお返しに、福分や寿命をくださり、この功徳は施主さんに行くそうです。

この功徳を自分(施主)の物だけにせず、お盆に帰られた先祖さまに廻してあげることを廻向といいます。

あたり前なことですが、御先祖様がいてくれたからこそ今の自分自身があるわけです。その御先祖様に何か出来ることがあるとすらなら、手を合わせ廻向する事だと思います。

私も知らないときは何も出来てませんでしたが 意味や方法を知ることにより自分でも出来ることがあるんだと気づくことが出来ました。気づくことにより廻向の法要に参加させていただき、理解して祈ることが出来るようになりました。

この時の法話では塔婆の裏に何が書いてあるかを教えていただきました。どういう思いで書いているか、どういった内容が書かれているかを説明いただきました。

御先祖も大事にし、自分自身も大事に出来るようにまた一緒にお手を合わせれればと思います。

まだまだ暑い日が続きますが、体調にお気をつけてお越しくださいませ。

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