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令和3年初不動「身代り守り祈願会」

令和3年1月28日
極寒の寒波が襲来したかと思うと春のような陽気に包まれたりと、気候もコロナも落ち着きを見せない世情ではありますが、今年もお寺では変わることなく初不動のお勤めを執行させて頂きました。

ストーブと加湿器をフル稼働しているとは言え、窓と出入口を換気した本堂は少々寒いのですが、マスクを着用して手指の消毒にご協力いただいた信徒さんが沢山お参り下さいました。

本堂の壇の上は初不動会の身代り守りのご祈祷の時だけの設えで、北斗の形に並べられた帙が置かれています。

この帙の中に、お申込みいただいた方お一人づつのお名前を書き入れ、干支ごとに仕分けされた身代り守りの内符が収まっています。

身代り守りのご祈祷は、此方の内符一体づつを慈唱院独特の「打ち付け加持」と大般若理趣分経でご祈祷する年に一度の特別な法要なのですが、今年はさらにスペシャルな法要になりました!

毎年お手伝い頂いている弟弟子の玄明院さんが縮刷版の大般若経と、版木刷りのお札を持参して下さいました。
本来は12箱600巻の大般若経を4箱60巻に縮刷して下さっている優れもの。
600巻のお経を転読(パラパラと扇を広げるように捲り読みをすること)しようと思うと、12箱を置く場所の用意と沢山のお坊さんに出仕して頂かないといけないんですが、縮刷のおかげで慈唱院のような小さなお堂で大般若経600巻転読と言う大変有り難い法要の御法楽を御本尊様に差し上げることが出来ました。

さて、いよいよ法要が始まってお守りに魂を入れるお作法。
その後、『お不動様の「代受苦」(私たちの身に代わって苦しみを受けて下さる事)のご誓願と大般若経の空理の功徳によって、身代り守りを持って頂く方が災難からお守り頂けます様に』あわせて『自然災害やコロナの災いが早く収束して生きとし生けるものが息災でありますように』と言った内容の表白(仏様へのメッセージ)をお読みした後、いよいよお守りのお加持が始まります。

様々なお作法のあと、干支ごとの帙が金剛盤の上に移されて帙の中からお一人づつの名前が書かれた身代り守りの内符が出されると「打ち付け加持」の始まりです。
ご真言と内符に書かれているお一人づつのお名前を読み上げて、その一体づつに「打ち付け加持」や理趣分経の「転読加持」、お不動様のお加持を念入りに施してお守りをご祈祷させて頂きます。

これを干支の数である12回と、お申し込みに間に合わなかった方用の分を脇のお弟子さんと共に繰り返してご祈祷して行きます。

その間、玄明院さんが七千六百文字以上ある「理趣分経」の真読(読み飛ばさずに全てを読むこと)をして下さり、あわせてお弟子さんと共に大般若経の転読をお勤め頂きます。
大般若経の転読が終わったら、参拝の信者さんに理趣分のお加持を。玄明院さんには大活躍頂きます!
この間も身代り守りのお加持は果てしなく続いています・・・

お守りの祈祷が終われば玄明院さんが刷って来て下さった大般若のお札とお守りの袋にもお加持を施して法要は終了です。
その後、ご法話をさせて頂きお守りをお渡しさせて頂きます。

このお守りは上記のように作成からご祈祷迄、心を込めて御作りしています。
ご縁あってお持ちいただく方は、出来るだけ身の近くにご本尊様やご先祖様・氏神様に日々お守り頂いている感謝の気持ちと共にお持ちください。

そして、私たちの苦しみを身に代わってお守り頂いているご本尊様に、せめて年に一度位はお顔を見せてお参り頂きたいと切に願っています。


さて、ここで身代り守りをお申込みいただいて当日お参り頂けなかった方の為に、お守り袋への内符の納め方を。

①先ずは内符の包み紙裏面のお名前と干支が間違いないかご確認ください。
 (1月1日から節分迄の生まれの方は干支・数え年共に前の年となります)

②次に(写真にはありませんが)包み紙の中の木の内符にも朱色のペンで護符、
 黒のペンで干支・お名前・数え年が書いてますのでご確認ください。
戻す時は元の通りに、「身代り守」の焼き印が「慈唱不動明王守護」側に来るように包んでください。

③お守り袋の裏側のひもを緩めて口を開けて頂いたら、写真の通り表裏を間違えないように入れて下さい。(お名前が裏になり、袋の「慈唱院」側になります。)
 中の厚紙に挟んでいただいても、厚紙を抜いて入れて頂いてもどちらでも結構です。

④なるべく身の近くにお持ちいただき、不安を感じた時や時々に中の内符が割れていないか確認して下さい。
もし割れたり大きく欠けたりしている場合は大きな災いを受けて下さってお役を終えていますので、当山へ直接お持ちいただき、お礼参りと共に新しいお守りをお受け下さい。

仕事柄飛行機にしょっちゅう乗っている(コロナ以前ですが)法友が、飛行機に乗る前には必ずこのお守りを確認してから安心して搭乗するんだ。
と話してくれたことが有りました、
是非皆様もお守りを通してご本尊様とのご縁を深めて頂けたら幸いです。

まだまだ寒さもコロナも厳しい毎日ですが、皆様が健勝に過ごされますことを心からお祈りしております。

長いブログにお付き合い有難うございました!
住職でした!m(__)m

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