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令和4年夏季入峯修行「大普賢登拝組」

8月21日(日曜)夏季入峯修行で大普賢岳に登拝させて頂きました。参加者は午前3時すぎ本堂に集まり勤行をして4時には大普賢岳へ向け出発します。薄暗い朝6時、和佐又到着そして雨模様…出発からカッパを着るのは何年ぶりでしょうか(*ToT)

身じたくを整えて入念に準備体操をし杖の使い方を説明して、いよいよ出立です。

院主さんのブログにも書いていましたが、大普賢組の奉行が2人濃厚接触者になり不参加。3人の奉行と新客5人と度衆2人の計10人でのお行です。後方から来ていた登山の方々が引き返すほどのどしゃ降りの中、声を掛け合い気を引き締め指弾の窟・朝日の窟・笙の窟へと勤行をしながら上がって行きます。

まだまだ雨が上がりそうにない中、時間を気にしながら山上組との待ち合わせ場所へと急ぎます。笙の窟から先は鎖場や鉄のハシゴも多く、気力体力とも消耗していきます。石の鼻・日本岳・小普賢岳まできたら目標の大普賢岳までは30~40分なのですが厳しい登りが続きます。そんな時、山の下から♪~”懺悔懺悔六根清浄”❗️笙の窟で別部隊になった奉行の声が聞こえてきました。その声に励まされお返しの掛け念仏をヤマビコのように繰り返し最後の力を振り絞ります。

そして大峯奥駈け道「大普賢岳登山道」山上組との合流点に到着です。

山頂は霧がかかり寒いくらいの風が吹いていましたが、無事に到着しホッと一息、笑顔があふれます。雨の中、山道を歩くのは全身に余分な力も入りますし危険も多く油断できません。しかし自然のミストで呼吸も楽になり暑さで体力を奪われる事もなく案外、楽しいものなんです(^.^)足元の汚れと泥の臭いはすごいですけどね(苦笑)到着からしばらくして山上組の法螺が聞こえてきました!もうすぐ到着です!!!毎回この瞬間は何とも言いがたい嬉しさが込み上げてきます。全員の無事を願い整列して到着を待ちます。ですが…この先の合流から笙の窟での護摩修法のお話は院主さんのブログでお楽しみ下さいませ。

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