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「胡瓜加持厳修」令和3年7月18日

梅雨も明け本格的な暑さがはじまりました。昨年からのコロナウィルスにより未だ心休まる事がありません。

当山では皆さんの息災を祈り、土用入り直前の18日に「きゅうり加持」を執行させていただきました。
このきゅうり加持は弘法大師様が日本に伝え広めたといわれ病魔、災難、悪癖などを封じるという秘法です。これは人間の肉体と同じようにほとんど水分でできている胡瓜に自身の病気、災難、悪癖など胡瓜に受けてもらい封じ込め土の中に埋めるというものです。昔から夏の土用におこなわれてきました。

前日から講員さん達によって傷がないか、痛んでないか胡瓜を一本一本確認し丁寧に拭きあげ護符の紙を巻きつけていきます。

明日の大役にそなえて本堂できれいに整列している胡瓜の可愛らしいこと♪

当日、院主を含め三人の先生が額から汗を流しながら胡瓜に申し込まれた起請文を割り込んで一心に御祈祷を施していただきました。

今日の院主のご法話

「おもんばかる」という日本人にしかできない“思いやり”“寄り添う”という気持ちはどこにいってしまったのか‥
人の立場になって考えてみる。
いろんな考え方、価値観が有ると理解して同時にその人の「努力」を含めて相手を見つめてみる。
自分の知り得た情報がすべてでは無く自分だけが正しいわけではない。

心のアンテナをピカピカに磨いて立てておかないと仏様の慈悲を受け取ることは難しい。と 

「おもんばかる」の言葉の意味がハッキリしなかった私でしたが 直に開催される東京オリンピックを例えての話がわかりやすく心に留まりました。

お加持を終えたきゅうりを皆で手分けして持ちご縁深い大谷稲荷山に埋める為に向かいます。    

途中、お山、お山に祀られている神様方への礼儀と感謝をもって手を合わせご挨拶。

穴を掘りすべての胡瓜を納めて埋め戻します。

お山を下る帰り道は“後ろを振り返らない”という約束事を守って帰ります。私は一歩進むごとに体の中が軽くなる感覚になります。

きゅうり加持は病気を抱えている方、病気が心配な方、ギャンブルやお酒の依存性、オネショなどで悩んでいる方、仕事で多くの人に触れなければならない方などにもおすすめしたいです。

仏様の功徳をもって健康な日々をお過ごしいただけると信じています。

猛暑を元気に乗り切りましょう!

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