令和元年「年末大祭」
寒さも深まってまいりましたが、令和元年12月8日(日)慈唱院「年末大祭」は今年も穏やかな陽気に恵まれ、たくさんの方にご参集頂きました。
皆様、誠にありがとうございました。
年末大祭は、ご本尊様に今年1年の感謝と明くる年の息災をお祈りして、不動護摩供が厳修されます。
お護摩の前に、院主さまからお不動様へ家内総守護をお申込された方のお住まいとお名前、ご住所、続いて!特別祈願は、別途、お住まい、ご住所、祈願内容を、約30分は途切れることなく全身全霊で祈願を仏様に届けてくださいます。
お護摩では、明くる年1年をご守護頂く、慈唱不動明王の御分霊「家内総守護札」や、皆様のご祈願に応じた護符を、院主さまがおひとりおひとりに書き入れた「不動明王祈願札」、また、ナンバーを書き入れて御祈願して頂く「交通安全守り」など、今年は、慈唱院15周年という慶びの年末大祭とあって、感謝の炎を高らかにあげて、ご祈祷して頂きました。
講員さん達も一緒に感謝を込めて、読み上げ祈祷やお手伝いをさせて頂きます。
お護摩から伝わる熱は、それはそれは勇ましく、ご祈祷を終えると、
静かに炎とともにさがられ、堂内に清らかな冷風が「すぅ~っ」と入ってきます。
熱くなった体を整えてくださるかのように心も安堵に包み、始まりから終わりまで、
お不動様の優しさに、本当にいつも感激します。
ご法話は、
祈願される木札は、おひとりおひとりに合わせた護符を一体づつ院主さまが手書きで入れてくださるお話から。
例えば、身体健全でも、心の状態から不調をきたしているのか、それによって入れる護符は人によってかえています。
いつもお参りして頂いて、仏様と縁を深く持って頂いていると、どの護符をいれるかピンとくるのですが、名前を見たことはあるけど、お顔がわからない・・・
そんな方はどんな人かわからないし、心願成就でもどんなことで悩んでいるのかわかりません。
皆様には、ご祈願もそうですが、一年間お守り頂くお札さんを授かって頂く時に、一緒にお護摩の熱や煙、匂いなど感じて頂きながらご法楽をあげて頂いて、来年、これからのことをお願いされることを同時に、「今年、一年ありがとうございました」との気持ちで手を合わせて頂く功徳は、仏様のご加護を頂けることかと思います。
これから年末、忙しない季節になりますが、年末の慌ただしさに押し流されることなく、一年の最後に、今年を振り返り、来年はこんな年になればいいな、そのためにはどんな努力が必要か、少し足をとめて考える時間を持って頂くと、来年に繋がり、そして「どうすればよいのか」という思いを持って仏様にお参りされたり、お札さんから力を頂くと、その「前向きな力」にむけて、仏様は、後ろからしっかり応援をしてくださると思います。
有り難いご法話の後、年末大祭のお楽しみ!「院主とジャンケンポン!」
今年はお不動さま~~~
院主さんからジャンケンで勝利したのは、お弟子さん!
院主さんにジャイケンで勝った強さで!引っ張ってください^^
そして、「福」賞は、来年の干支ねずみさんが可愛い「福」文字!
こちらは、いままで何ももらったことがない人限定。
そして、院主さんとのジャイケンで負けた人に行く「福」
あっ、、、パーで負けてしまいましが、「福」をお持ち帰り頂きました。
院主さま、ご助法頂きました先生方、令和元年の年末大祭も、とても素晴らしい大法要でした。
有難うございました。
年末大祭は無事に終わりましたが、
今年度最後は、12月28日(土)終い不動(しまいふどう)があります。
終不動 https://www.siun-jisyouin.com/event/pray/simaihudou
1年最後のご縁日「終い不動」は法華懺法をお勤めします。
法華懺法は懺悔の法要(悔過といいます)です。
仏様をお招きした道場で仏名をお唱えし、礼拝を繰り返して我々が六根
(眼・耳・鼻・舌・身・意【こころ】)で知ると知らざるとに関わらず犯した罪をことごとく懺悔します。
懺悔することによって新たな「発心」(こう在りたいと願う心)が生まれます。
1年の最後、新たな年を迎えるにあたっての懺悔と発心の法要です。
是非、皆様、12月28日は、お参りください(#^.^#)。
ありがとうございます。
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