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施餓鬼・彼岸回向法要

穏やかな日差しにいつしか春の訪れを感じる季節となりました。

今年は 彼岸入りの前々日3月15日に彼岸回向法要を院主に厳修していただきました。今年は 院主が書かれた十三仏来迎図をお祀りし、白檀のほのかに甘いお香の香りに包まれての法要でした。

まず最初に施餓鬼法要。

お施餓鬼の修法と、参拝の方が手向けたお水で満たされた供物の供養を受けて、餓鬼の苦しみから解かれていくような日差しが降り注ぐ法要でした。

続いて『常行三昧』例時作法で塔婆供養・廻向法要。  卒塔婆(ストゥーパ・仏塔)を建てる事は、仏様への供養であり、自分の功徳となります。廻向とは その功徳を自分だけのものにせず、御先祖様(向こう側)に廻す事を言います。その為の法要が塔婆、廻向の法要です。

さて話は変わりますが、法要に出仕してくれたお弟子さんが手作りのマスクを持って来て下さいました!

 コロナウィルスの影響でマスクが手に入りづらいこの時期には 有り難い事です。

 

また 3月28日の例祭日には コロナウィルスの感染が拡大している中、院主がこの疫病をどうにかしたいとの思いから 疫病消徐《摩怛利神法》を修してくださいます。 またとないこの機会に万象お繰り合わせの上お参りくださいませ。

 

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