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令和4年4月度例祭

初夏を思わせるような陽気の28日(木曜)この1ヶ月の無事を感謝し、次の1ヶ月のご守護をお祈りする般若心経法と鳴り護摩をして頂きました。平日にもかかわらずたくさんの信者さまにお参り頂きありがとうございました。

鳴り護摩は蒸気を上げた釜に神降ろしの祈祷を施して洗米を供じると鳴動して大きな音を出します。しかし神意によって音が止まったり大きくなったりして神仏からのメッセージを受けれる不思議でありがたいお護摩です。

釜に一礼し洗米をひとつまみ入れて、お願い事をしてから一礼して席に戻って頂きます。どんな音がするか…音が止まるか…ハラハラドキドキの緊張感が伝わってくる瞬間です。音が止まった方には後ほど院主さまからアドバイスがありますので心配しなくても大丈夫です!是非、貴重な体験をしにお参りくださいませ🙇(動画ではお経の声しか入ってませんが、実際には釜から大きな音が鳴っております。摩可不思議でしょ😄)

そして、3月の例祭で予告していました院主さまによる”お不動さまのお姿”についてのお話です。柔和な大日如来さまが優しさだけでは通用しない人々を救済するために、あえて怒りの形相で厳しく正しい道へと戻れるように導いてくれる不動明王さまへと姿を変えています。

誰もが知ってる、お不動さまといえば…右手には利剣を左手には羂索を持ち、髪を左肩に垂らし肌の色は青黒で目も口元も恐ろしい形相。金剛石に座し背後には悪しきものを燃やしつくす大火焰。その意味をひとつひとつ丁寧に詳しくお話して頂きました。迷いの世界から煩悩を絶ちきり正しい道を教えてくれる慈悲深い仏様だとお話して頂きました。余談ですが今、写仏教室でお不動さまの彩色をさせて頂いているのですが、今日のお話を聞いて、ただ決まった色を塗るのではなくて色のもつ意味を思いながら彩色させて頂かなくては!!!と改めて感じました。完成にはまだまだ程遠いですが、皆さまにご披露できるようにがんばります。(*^^*)

5月15日(日曜日)は開山18周年記念「宝龍王大祭」を執行させて頂きます。ご多忙とは存じますが、是非ご参拝下さいますようお願い申しあげます。

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